香港社員研修会
2月中頃に、社内研修会として香港視察に行きました。
関西国際空港からピーチエアラインにて香港国際空港に約4時間で到着しました。
日本より約1時間遅れますが、行動するには時差の問題ないです。
関西国際空港を、朝9時頃に出発して、香港現地に昼13時頃に到着しました。
まずは、空港で「オクトパスカード」を買います。
日本円14.29円が1HD(香港ドル)の計算になりますが、
150ドル(内訳は保証金50ドル・使用分100ドル)(日本で約2150円)で、
地下鉄(MTR)・バスに乗ることや、コンビニの買物等が自由にできます。
チャージも駅やコンビニで手軽に出来ます。
日本のスイカ・ピタパ等のカードと同じです。
MTRも移動に地下鉄路線図をアプリで観ながら、
香港の中を毎日うろうろしましたが、1乗車5ドル前後で乗車でき、
乗り降りしても100ドルで約20回使用出来ます。
今回で、各路線への乗換えもすっかり慣れました。
夜は、九龍島サイドの街中を、歩き回りました。
宿泊は、MTRに乗り石門という駅で降りた、
コートヤードーバイ・マリオット香港に泊まりました。
夜の、九龍島サイド「ビクトリアハーバー」から見た、夜景は素晴らしいものでした。
毎日20時から、音とサーチライト等の光の演出(シンフォニー・オブ・ライツ)が有りました。
観光客がぞくぞくと集まり、周りからは、いろんな言語が聞こえてきます。
約13分間のショーを見て、スターフェリーに乗って香港島からも夜景を見ました。
その後、バスに乗り香港で最も高い山、「ビクトリアピーク」からの世界3大夜景(100万ドルの夜景)で、
圧巻でした。私達は、専用バスを使いましたが、一般の方の帰りは、
ビートクラムもバスも大変な大行列で約2時間ぐらいの待ち状態になっていました。
九龍島サイドの尖沙咀にある、高級ホテル「ザ・ペニンシュラ」では、
2019年の正面飾りが素敵な夜景の演出がされていました。
翌日は、香港島南側にある町ですが、香港の名前の由来となる猟師町、
香港仔(アバディーン)に行きました。そこでサイパン船に乗船しました。
船頭さんは、地元のおばあちゃんですが、操縦も慣れたもので、
全然、揺れることも無く快適でした。
周りは、船上生活者も多く、船上を会社にしている方も有りました。
1863年に建築された、観音様の蓮花宮を見学しました。
蓮の形をした八角形のお宮で、香港のパワースポットです。
多くの参拝者が来られていました。
その近くにあるローカルマーケットを散策しました。
道路の両サイドに市場がひしめき合い、その真ん中を路面電車が走ります。
市場では、ブタがそのまま丸1匹吊るされて、解体されて販売されていました。
香港名物水上レストラン「ジャンボ・キングダム」です。
イルミネーションが迫力満点で海に浮かぶ宮殿でした。
映画「トランスフォーマー」に登場した、「モンスターマンション」に行きました。
撮影禁止になったようですが、通りすがりで、少しなら、大丈夫との事で、
静かに写真をとりました。
住民の方が、迷惑なようで、中には、来て騒ぐ人達とかも有るのでしょうね。
さて、2019年現在の香港の住宅事情ですが、値上がりが、落ち着いてきたようです。
それでも築古年の50㎡の前後の2LDKのマンションの家賃が約20万円前後、
売買は、約8000万円~1億以上です。
今までは、住宅価格は右肩上がりでしたが、最近、税制が変わり、投資目的で転売購入する方も減ってきているそうです。
実需の方も、住宅ローンが物件の60%までになり、自己資金40%出せる方が少なくなっている状況です。
家政婦さんを雇用してでも、夫婦共働きで多く稼ぐスタイルのようです。
最後に、香港空港内に、トリップアドバイザーで人気の有る店として出ていた、
蛋撻王餅店(King Bakery)で、焼き立てのエッグタルト屋さんを見つけました。
ポルトガルのお菓子をイギリス風にアレンジして出来たお菓子で、
香港式のビスケット生地か、マカオ式のパイ生地に、
それぞれカスタードクリームが入り焼き上げています。
センチュリー21の加盟店も現地に有りました。
今後も、グローバルな視点で、世界の不動産市況を見ていきたいと思います。