熊野三山に行ってきました。その3
皆さま、あけましておめでとうございます。
熊野三山の旅ブログの更新、
年を越してしまいました。
「熊野速玉大社」からの続き。
「熊野三山」の旅。
最後のふたつ。
「熊野那智大社」
「那智山青岸渡寺」へ向かいました。
一番近い駐車場をめざして車を進めると、
結構上の方まで登れまして、熊野那智大社・青岸渡寺への参道入口までいけてしまいました。
事前に、「熊野古道」を通る「大門坂」を歩きたいね。と話していたのですが、参道入口のある場所は、大門坂の終点にあたり、そこまで車で行ってしまったわけです。
「せっかくなので、大門坂を登りましょう~」ということで、
大門坂を一旦降りてまた登ってくることにしました。
行きは下り、戻りは登りです。
大門坂スタート地点までは下りなので楽チンでしたが、さあ、登るぞ。となると、足元の悪い石段はなかなかハードでした。
ふぅふぅ言いながら、若干汗ばみながらの登りになりました。
それでも木々の葉が影を作ってくれていたり、緑いっぱいの景色はそれはもう最高でした。
葉の間から日差しが入り、場所柄なにか神々しいものを感じました。
歩いたところは熊野古道の一部分だけなのでしょうが、
ほんとに良かったです!!
ようやく参道入口まで登り着き、
フゥフゥ言いながら、こんどは参道の石段の登り。調べると473段あるそうです。
登りきった後には、ご利益があるに違いない。と思いながら登りました。
きっとなんらかのご利益はあったと思ってます♫
参道の途中には、那智黒石の工芸品のお店が軒を連ねていました。
那智黒といえば、黒飴のCMしか浮かばなかった私。
那智黒って本来は飴じゃなかったんですね。
参道途中には郵便局もありました。こちらの集配の方はきっと大変だけど足腰ジムいらずなのでしょうね。
熊野那智大社は、あいにく拝殿が改修工事中で、写真を撮れませんでしたが、青岸渡寺は本堂に入れました。
神社とはまた違って、お寺ならではの独特の荘厳な空気を感じました。
神社と寺院が隣接している様子は、神仏習合の時代の名残りとはいえ、なんとも不思議な感じがしました。
青岸渡寺を後に、今度は那智の滝へ向かいました。
これは後のニュースで知ったのですが、那智の滝は神社の御神体そのものだそうですね。
ありがたさが増し増しです。
熊野詣でが盛んになったのは平安時代からだそうで、平安装束でお参りされている方も多くいらっしゃいました。
「熊野那智大社」
(〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1)
「青岸渡寺」
(〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字那智山8)